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リースバックってどうなの?という疑問にお答えします
カテゴリ:不動産売却・査定  / 投稿日付:2024/04/15 13:09

リースバック


リースバックってどうなの? 得するの?損するの? という疑問にお答えします!


昨今リースバックという言葉をテレビやネットで見たり聞いたりしたことはありませんか?
不動産のリースバックとは一体どのようなシステムなのか、メリットやデメリットをお伝え致します。

まず簡単に説明をするとリースバックというのは下記のような不動産売却の手法のことです
「自宅を売却し、そのまま賃貸として家賃を払って住み続ける」

自分の自宅を不動産会社に売却をして、購入した不動産会社に家賃を支払って賃貸物件として住み続けるということです。

自宅を売りたいけど、子供の小学校はあと2年あるからまだ2年は住み続けたい。
親と同居しているが数年後には施設に入る予定がある、そのため施設に転居するまでは賃貸として住みたい
こういったニーズにお答えすることができるシステムです

ではどういった事情のときにリースバックが有効か、事例を交えて説明をしていきます。


リースバックによる売却が有効なお客様のケース


①一時的に資金が必要だが、2年~5年程現住所に住み続けたい理由がある
子供の学校の卒業迄、親の転居迄、転勤の予定がある など

②一時的に資金が必要な事情があるが、数年後にはその資金分の返済ができる目処がたっている。
いわゆる「買い戻し」という形になります。売却をして一時的に資金を取得、数年賃貸として居住し、数年後に再度業者から不動産を
買い戻すというケースです。個人事業主の方や法人代表者などで事業資金や運転資金が一時的に必要という場合等に有効です

③売却をしたいが、賃貸アパートやマンショには住みたくない、最後の最後まで自宅に住みたい
長年住んでいた愛着のある自宅を離れるのは高齢の方ほど辛い思いがあります。最終的な施設への入所や万が一ご逝去されるまで慣れ親しんだ自宅で生活がしたいという方にとっても有効です


リースバックによる売却が有効ではないケース


①不動産を高く売却したい方
リースバックは不動産業者による「買取」となります。そのため一般ユーザーへ売却をする仲介売却と比べ価格が安くなってしまいます。

②毎月の支払額を大幅に減らしたい方
一時的に売却で資金は取得できますが、その代わりに家賃の支払いが発生します。一般的に賃料設定は販売価格の(7%~12%)÷12ヶ月程度となることが多く、一般的な賃貸住宅と比べ割高になるケースが多いです。そのため、通常売却を行い、賃貸アパート等に転居する方がお客様にとって資金的メリットが出ることがあります。

③10年以上は住み続けたいという方
リースバックによる賃貸着契約が長くなればなるほどお客様にとって金銭的メリットが薄れていきます。
10年住んだ場合(売却価格、賃料設定により変わります)売却をした際に取得した資金は家賃の支払いで相殺されてしまうイメージとなります。


リースバックとは「どうしても一時的に資金が必要」というケースで最もベネフィットがあります

具体的な事例を上げていくと、リースバックがお客様にとって最もベネフィットがあるのは「今すぐお金が必要」+「今の家に住む必要がある」というケースです。

カードローンの滞納をリースバックで一括返済して競売を回避する
自宅をリースバックして事業用資金を調達する
リースバックで消費者金融の債務を返済する
体調を崩しローン返済が困難に、、リースバックで資金確保+支払い負担軽減
リースバックで滞納していた税金を支払競売を回避する
兄弟との相続紛争、相続した不動産を遺産分割のためにリースバックにた売約、自身が住み続ける

上記のようなケースにおいては非常に有効なシステムです。
いかがでしょうか?ブログを見ているアタナにとってリースバックは本当に有効でしょうか?
リースバックではなく一般売却の方がメリットが有るケースもたくさんあります。

リースバックを検討される方はメリット、デメリットをしっかりと説明し、お客様にとって本当におすすめできるのかを説明してくれる不動産会社に相談することをオススメ致します。

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